葬儀後は「忌中(霊祭)」といわれる期間を過ごしますが、
その間やその後にわたり、さまざまな法要で故人を供養します。
※地域や宗教によって内容が多少異なります。
「忌中」とは四十九日の忌明けまでの期間、「喪中」は一周忌までの期間のことをいい、この間遺族は慶事・祭礼などへの出席を控えます。
仏事の法事には「中陰供養」と「年忌法要」などがあります。
「中陰」は故人の来世が決まるまでの期間のことで、亡くなった日から数え四十九日目まで。
その最初の7日目が「初七日」で、その後7日ごとに供養を行ない、最後の「七七日(なななのか)」が四十九日、つまり「忌明け」となります。
中陰供養のなかでも四十九日は特に大切とされ、忌明け法要を行なうのが一般的です。
お盆には先祖の霊が戻ってくるといわれ、人が亡くなって初めてのお盆を初盆といい、一般には7月(新)か8月(旧盆)の7日〜16日までの10日間をいいます。
7日に故人が迷わず帰って来られるように、軒先や仏壇のそばに提灯を飾り、夕方に迎え火を焚き、提灯に明かりを入れます。
その後、16日の夕方に送り火を焚き故人を見送ります。
忌明け前にお盆を迎える場合は、翌年を初盆とします。
神式では仏式の法要にあたるものを霊祭と呼び、十日目ごとに祭儀を行います。最初の「十日祭」が仏式でいう初七日にあたるといえます。
故人が亡くなって50日目にあたる「五十日祭」が仏式の四十九日にあたり、たいへん重視されます。
神職を招いて霊前か斎場、または自宅で祭儀を行ない、式後は食事を出して(直会の儀)参会者をもてなします。
そしてこの五十日祭では「清祓の儀」を行ない、忌明けの祓いと清めをして神棚の白紙をとり、封じを解いて忌明けとなります。
仏式の年忌法要にあたる儀式を「式年祭」といい、故人が亡くなって1年目の祥月命日を「一年祭」といいます。
仏式の一周忌同様、参会者を招いて祭儀を執り行ないます。
式年祭は三年、五年、十年と続き、その後10年目ごとに五十年祭まで続きます。
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