お盆には先祖の霊が戻ってくるといわれ、人が亡くなって初めてのお盆を初盆といい、
一般には7月(新)か8月(旧盆)の7日〜16日までの10日間をいいます。
7日に故人が迷わず帰って来られるように、
軒先や仏壇のそばに提灯を飾り夕方に迎え火を焚き提灯に明かりを入れます。
その後、16日の夕方に送り火を焚き故人を見送ります。
忌明け前にお盆を迎える場合は、翌年を初盆とします。
地域に合ったお盆の期間、7月7日~16日 又は 8月7日~16日の期間中に行います。できるだけ親族や故人と親しい方などが集まりやすい日時を選ぶと良いでしょう。法要をする場所は主に自宅で行う事が多いですが、お寺、葬儀会館などで行う場合もあります。事前にお寺や葬儀社などに確認してみましょう。
初盆の日時が決まったらお寺・神社等へ連絡しましょう。お盆の時期は法要が重なるため早めに連絡を取ると良いでしょう。遅くとも1ヶ月前には連絡をしましょう。参列される親戚方には料理や返礼品などの準備もあるため、電話等で参列するか否かを確認します。また、今年初盆を迎えられるお宅へお客として伺う際は香典を包んでいきましょう。不祝儀袋(香典袋)の表書きは「御供物料」が宗派を問わないため無難です。 仏式の場合は「御仏前」「御佛前」、神式の場合は「御玉串料」「御神前」と書くことが一般的です。
初盆の法要が済んだ後、会食をする場合は自宅で行うか、お店で行うかを決めておきましょう。自宅で行う場合は自分たちで食事の準備をするか仕出し屋などにお膳を頼むかを決めます。お店で行う場合は、会食の目的を先に伝えると料理内容などスムーズに決まります。また、現在新型コロナウイルスが拡大している事もあり会食を避ける為お膳をもって帰って頂くなど対応されると良いでしょう。
お参りに来られた方への御礼を準備します。地区の方やご友人、職場関係の方には1,000円前後、親戚の方へは2,000~3,000円程度のそうめん、お茶、タオルなどを比較的選ばれる方が多いかと思います。また個数に関しては予想している数より多めに準備をされた方が安心です。お返し物も商品によっては欠品する可能性も出てくるので、早めにご注文することをお勧めします。
自宅の飾りつけとして、門提灯を準備します。以前準備されたものがあればそちらをご利用されても構いませんが、新しく購入を考えている方は当社へご連絡ください。併せて灯篭などの準備も考えられると良いでしょう。祭壇やお墓にお供えする生花を手配しましょう。また、遠方で帰れない方などは盆供花の注文をホームページにて行っておりますので、お供えされる考えがある方はご利用ください。また、ご先祖様を敬い、感謝し、ご供養するためにも、事前にお墓の掃除を行い、お墓参りができるようにしておきましょう。
8月7日(地域によっては13日)に迎え火を行います。日中にはお参りの準備、飾りつけやお供え物などをして故人の霊を迎える準備をします。事前にお墓の掃除を行い、お墓参りができるようにしておきましょう。夕方頃に、迎え火を焚きます。この頃から、親戚や地区の方々がお参りに来られるかと思います。
13日~15日を目安に初盆の法要、お墓参りを行い故人の供養をします。この期間は故人の霊が帰ってきているので、お供え物等は毎日取り換えられると良いでしょう。お墓参りの際は、暑い日差しによる熱中症の対策や虫よけなどの準備も行いましょう。
15日(地域によっては16日)に送り火を行います。自宅からご先祖様がお帰りなる日です。送り火は夕方に行い故人の霊を見送ります。
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